主の2021年11月7日朝のみんなの礼拝メッセージ(要約)

イスラエル王国が南北に二分され、南北では神さまの目に適う王とそうではない王がいましたが、今から2700年前、南ユダ王国のヒゼキヤ王は、神さまの目に適う王であり、神さまに信頼して生きた王でありました。当時、アッシリア帝国という大国が南ユダ王国を攻めようとしていた時でありました。すでに北イスラエル王国はアッシリア帝国に滅ぼされていました。その原因は、神の律法に従わなかったからだと理解し、ヒゼキヤ王は父アハズ王で蔓延していた偶像の場所、建物、偶像そのものをなくし、神さまを礼拝しました。それでもアッシリアは南ユダに迫ってきます。しかし神さまは天使たちを遣わし、アッシリアの陣営18万5千人を撃たれ、南ユダは難を逃れたのでした。ヒゼキヤ王は死の病となり、死の宣告を受けるのですが、ヒゼキヤ王は自ら神に嘆願します。神さまはそれを聞き入れ、15年間彼の寿命は延びることになりました。ヒゼキヤ王は、守られました。それは神さまに寄り頼み、神さまを固く信頼し、戒めを守ったからでありました。それと同時に、神さまがヒゼキヤ王と共におられたからであります。この世の大きなものを恐れず、主の言葉に聞き従い、熱心に祈って神さまに信頼して生きていたからであります。私たちもこの世の力や不安をただ握りしめて恐れないで、神さまの言葉に聞き従い、祈り、神さまに信頼して生きてまいりましょう。

2021年11月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : rcjmorioka

主の2021年10月31日(日)宗教改革記念礼拝メッセージ(要約)

父がギリシャ人、母がユダヤ人である宣教者テモテは、幼いころから祖母ロイスと母エウニケから聖書を学び親しんできました。パウロはこれが神さまから頂いた宝であるといい、その宝を離さないようにと教えます。当時、テモテが宣教活動をしていたころは、詐欺師、魔術師といった誘惑があり、迫害を受ける危険が付きまとっていました。その誘惑、迫害の中でパウロは、イエスさまから離そうとする力に特に注意すべきであると教えます。その力に耐え、打ち勝つには「聖書」から離れてはいけないといいます。聖書は、神ご自身が書かれ、神の意志を人に教え、罪人を戒め、イエスさまを信じる者に誤りを正して立ち上がらせ、神が求める生活を教えている本です。また聖書は、イエスさまが罪のゆるしと永遠の命を与えて下さることを教え導く本であり、そのことを知ることで、本当にその人に生きる力を与える本でもあるとも言えます。聖書は、どんな誘惑、困難にも打ち勝てる本であり、真に生きる力を与えてくれる心強い本なのです。聖書は私たちにとって心強い本であるということを覚えつつ、日々聖書から離れないで今週一週間、生きてまいりましょう。

2021年10月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : rcjmorioka

主の2021年10月24日朝のみんなの礼拝メッセージ(要約)

今から1970年前、パウロがテサロニケのユダヤ人の会堂でユダヤ人らと聖書の討論をしていました。パウロは、旧約聖書を引用して、十字架と復活されたイエスさまが私のメシアであり、私の神であられることを一貫して論証します。するとそこで信じる者が起こされますが、信じない者らは、それをねたみ、暴動を起こし、パウロらを逮捕しようとしました。しかし、パウロらはべレアに逃げて、福音を語ります。このべレアのユダヤ人たちは、パウロの話(イエスさまが私のメシア、神であること)を聞いて素直に信じます。彼らは信じて聞いただけではなく、パウロの話を深めようと毎日聖書を調べたのでした。彼らはイエスさまを身近に感じるために、毎日聖書を読み、調べ、親しんだのでした。

聖書は、ただの本ではなく、イエスさまを知るために日々読み、親しむからこそ、特別な本であり、同時に「本当に大切な本」となるのではないでしょうか。私たちもイエスさまをさらに身近に感じるために、日々聖書に親しんでまいりましょう。

2021年10月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : rcjmorioka

主の2021年10月10日(日)朝のみんなの礼拝メッセージ(要約)

聖書は世界のベストセラーであり、同時に読んでみたい本の一番とも言われています。その際に聖書を読むコツをお伝えしたいと思います。イエスさまが故郷ナザレの町の会堂に入られ、聖書を読もうとされた時、イザヤ書が手渡されました。その聖書を読まれると、「この聖書の言葉は、今日実現した」と宣言されました。神の救いがイエスさまを通して完成したのです。父なる神がイエスさまをメシア(救い主)とし、イエスさまはあらゆる苦しみにある人たちに真の解放と回復と自由を与えられます。イエスさまに寄りかかる人たちは、今、心が解放され、救われたのです。聖書は、私たち人間がこの世でうまく生きるために書かれた書物ではなく、イエスさまが救いを完成させたということが一貫して書かれているのです。イエスさまの救いの働きを覚えて、日ごろから聖書を読み続け、イエスさまが救いの働きを今もなされているということを覚えて、今週一週間、生きてまいりましょう。

2021年10月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : rcjmorioka

主の2021年10月3日朝のみんなの礼拝メッセージ(要約)

10月は宗教改革を覚えての説教です。宗教改革者たちは、聖書のみ・信仰のみ・恵みのみということを覚えて改革をしました。彼らにならって聖書は「神のことば」であり、「神のことばに生きる」ということを覚えてまいりたいと思います。

 今から3400年前、偉大な指導者モーセが天に召され、その後継者ヨシュアがイスラエルの民のリーダーとなるとき、ヨシュアはリーダーとして民を率いることができるか不安でありました。その不安の中で神さまが彼を励まされます。その励ましの言葉が「うろたえるな、雄々しくあれ。律法を忠実に守り続け、神のことばを昼も夜も口ずさむことで、どこにいっても神はあなたと共にいる、必ず行く先で成功する」ということばでした。周りに振り回されず、巻き込まれないで、勇気を出しなさいといいます。「うろたるな」とは「勇気を出す」ことです。そして、神のことばを聞いて行い続けて信じることです。神の命令(律法を忠実に守ること、みことばを自分のそばに置き続けること)を行い続け、神は共にいるという約束を信じて生きることが、勇気をもって生きることであり、み言葉に生きるとなります。今週一週間、み言葉を口ずさみつつ、勇気をもって生きていきましょう。

2021年10月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : rcjmorioka

主の2021年9月26日朝のみんなの礼拝メッセージ(要約)

今から2920年前、ソロモンは神殿を建て、名声を全世界にとどろかせていました。神殿を建てたとき、神はソロモンと約束をしていました。無垢な心で神に従えば、王座の存続が約束され、神に背を向けて離れ去るならば、神殿と

国は亡びる、という約束でした。ソロモンは、700人と王妃と300人の側室、1000人の妻たちがいました。晩年になるとソロモンは外国人の妻たちを愛し、神から離れていきました。その結果、妻たちの信じていた神々に従い、偶像礼拝をしてしまいます。ソロモンは神から離れ、神の約束を破り、罪を犯してしまいました。神はお怒りになり、イスラエル王国をソロモンの死後、二つに分けると言われました。神の約束を破り、罪を犯したのに、ダビデと神が選んだ都エルサレムのために、神はご自分で選ばれた民を滅ぼすことをなさいませんでした。神はご自分の民を見捨てることは決してなさいません。

 弱い罪人である私たちも神から見捨てられることは決してありません。今週一週間、このみ言葉に励まされて生きていきましょう。

2021年9月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : rcjmorioka

主の2021年9月19日朝のみんなの礼拝メッセージ(要約)

 今から2950年前、エルサレム神殿はソロモン王において完成しました。父ダビデ王ができなかったことをソロモンが引継ぎ、ソロモンはそれが自分の使命であると信じて、神に言われた通りに約7年かけて完成しました。神殿の完成は、ダビデ、ソロモン、何よりもイスラエルの民たちが待ち望んでいたことでもありました。完成するとソロモンは、民を治める者として民へのとりなしの祈りをささげます。その祈りに対して、神は喜ばれました。何よりも神の言われた通りになして神に直接憐れみを願ったからでありました。神は神殿を神の住まわれる場所として聖別され、そこから契約(約束)を結ばれます。ダビデ王のように無垢な心で正しく歩むならば王座は存続する。しかし、神に背を向けて離れ去るならば神殿と国は滅びる、と言われたのであります。無垢な心で神を信じ従うように、と言われました。これは失敗のない歩みをするということではなく、人の弱さをもっていても罪を悔いる心を忘れずに、真実をもって生きていきなさいという意味です。私たちも神が言われたように無垢な心で主を信じ従い続けていきましょう。

2021年9月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : rcjmorioka

主の2021年9月12日 朝のみんなの礼拝メッセージ(要約)

ソロモン王は知恵を下さいと願い、神さまはそれを喜ばれ、知恵と富を与えました。そこである事件が起こります。二人の母親が赤ちゃんを育てていたのですが、一方の母親が赤ちゃんに寄りかかって死んでしまい、あろうことか赤ちゃんを入れ替えてしまったのでした。双方の母親が自分の子どもだと主張したことにより裁判となりました。ソロモンは「剣をもってきて、赤ちゃんを二人にそれぞれ分けよう」と言います。たまらず本当の母親は「その人にあげて下さい」といい、ソロモンはその人が本当の母親だと判決を下します。この判決はソロモン自身から出た知恵ではなく、神さまから頂いた知恵だから解決できたのです。ここにソロモンを通して神の力が現れたのです。神のことば(知恵)を聞いている私たちも自分の考えで生きていると高ぶらず、神の知恵を頂いて生きていると信じて今週一週間、歩みましょう。

2021年9月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : rcjmorioka

主の2021年9月5日朝のみんなの礼拝メッセージ(要約)

 今から2960年前、当時のイスラエルは、ソロモンが王として、イスラエル王国を治めていました。王に即位したばかりのソロモンが礼拝をしに、ギブオンという町に来た時のことでした。礼拝をささげたその夜、神がソロモンの夢に現れました。「何事でも願うがよい。あなたに与えよう」と。するとソロモンは、神に忠実であった父ダビデ王の祝福をそのまま私が引き継ぐことは何と恐れ多いことかと、いいます。私は取るに足らない若者に過ぎないといいます。ソロモンはこの時、王として高ぶることなく、へりくだって自分の弱さを神にさらけだします。そして、王として善悪を判断できる聞き分ける心(知恵)をください、と願います。自分のためでなく、民に仕えるための判断力と知恵を授けて下さいと願ったのでした。この願いに神は喜ばれました。神はソロモンに、判断力と知恵を与え、さらに願っていなかった富をも与えると約束されました。

 高ぶることなく自分の弱さを神にさらけだし、「人に仕える知恵と力をください」と願うことを神さまは喜ばれます。私たちも、謙遜な思いで人に仕える知恵と力を与えて下さい、と祈りつつ、今週一週間、歩んでまいりましょう。

2021年9月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : rcjmorioka

主の2021年8月29日 朝のみんなの礼拝メッセージ(要約)

アダムと女は神の命令を破り、女は生みの苦しみと痛み、アダムは食べ物を得るための苦しみと痛みを神から言い渡され、エデンの園から追放されます。罪人である二人が、命の木からとって食べてしまう可能性があったからです。神を抜きにして永遠の命を得ようとする人の弱さを神はご存じだったのです。しかし、この追放は、神の憐れみによるさばきでありました。アダムが女(命)と名付けることで、神の恵みの約束に目を留めさせ、さらに神は皮の衣を着せて下さいました。人が犯した罪の恥を自分たちではぬぐえないために、神自らが完全にそれらを覆って下さり、二人を守ってくださったのであります。その神の守りの中で、二人はエデンから追放されるのでした。

人は神ぬきに永遠の命を得ることは決してできません。人は、苦しみながら働き、キリストを通してのみ神を見ることで永遠の命があたえられます。神の恵みと守りが私たちを追う中で永遠の命が与えられるのです。「命ある限り、恵みと慈しみはいつも私を追う」(詩編23:6)。この恵みに励まされて今週一週間生きてまいりましょう。

2021年8月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : rcjmorioka