ペンテコステ

校長の名古屋恒彦です。

今日(2020/05/31)は、キリスト教会の暦では、ペンテコステです。
ペンテコステは、教会の誕生日と言われています。
およそ2000年前のペンテコステの日から、神さまの言葉がユダヤから世界中に広がり始めたのです。

今日の日曜学校のプログラムです。

2020.5.31

今日は、単元「ペンテコステ~イエスさまがいつもいてくださる教会~」の最終回。
聖書は、使徒言行録2章1~15節です。

イエスさまが復活し、天に昇られてから、地上に残された弟子たちは、みなで一緒に集まり、祈る日々を送っていました。
そしてペンテコステの日、激しい風が吹くような音が聞こえ、炎のような舌が一人一人の上にとどまりました。
すると、弟子たちはほかの国々の言葉で、神さまのことを語り出しました。
それを聞いた外国の人たちは自分たちの国の言葉で弟子たちが語るのに驚きました。

ペトロはこの日、人々にイエスさまによる救いを大きな声で伝えました。
ペトロの話を聞いて、その日に3000人ほどの人が神さまを信じました。

ペンテコステの日は、弟子たち一人一人に聖霊なる神様が降ってくださった日で、聖霊降臨日とも言います。
2000年ほどたった今でもキリスト教会では、毎年そのことを記念しています。
イエスさまが天に昇られた後も、神さまは神さまを信じる一人一人と一緒にいてくださる、そして力強く神さまの愛を伝える人にしてくださるのですね。

一人のようでも、決して一人ではない。
神さまがいつも一緒にいてくださいます。
ペンテコステの日に、そのことをおぼえられたら感謝です。

2020年5月31日

教会はキリストの体

校長の名古屋恒彦です。

今日(2020/05/24)の盛岡は、夏を思わせるような青空です。

今日の日曜学校のプログラムです。

2020.5.24

今日も単元「ペンテコステ~イエスさまがいつもいてくださる教会~」を学びます。
聖書は、エフェソの信徒への手紙1章1~23節です。

パウロが、エフェソの教会に送った手紙の最初の書き出しが、今日の聖書のところです。
ここで、パウロは、教会がキリストの体であると教えています。

みなさんは、教会、というとどんなイメージをもちますか?
屋根の上に十字架のある建物、でしょうか。
もちろん、それも教会です。結婚式場のときもありますが。。
でも教会は、実は建物ではなく、イエスさまを頭(「かしら」と読みます。「あたま」のことです)として、いろいろな人たちが、結びついている集まりです。
この人は教会に来ていいけど、この人はダメ、こういう資格をもっていないと教会に来てはいけない、ということはないのです。
みんな、いろいろな弱さやなやみをかかえて教会に集まります。
もちろん、悩みなんて全然ない!という人も大歓迎です。
とにかく、いろいろな人たちが、イエスさまにつながっていることで、罪からの救いの恵みを豊かに受け、イエスさまの愛に根ざして、それぞれの弱さや痛みを支え合っているのが教会なのですね。

このブログを読んでくださっているあなたも、ぜひお近くの教会を訪ねてみてください。
とはいえ、今は新型コロナウイルスのために教会にもなかなか行かれないですね。
でも、多くの教会で、ホームページでみなさんに発信したり、問い合わせ先を公開したりしていますから、どうぞお気軽に連絡をしてみてください。
毎週日曜日に礼拝に集まれないので、礼拝を動画サイトで公開している教会もあります。
おうちで教会の礼拝に参加できる機会が増えています。
盛岡教会もYouTubeで礼拝をライブ配信してます!
ぜひお近くの教会の様子をインターネット等でみてみてください。
日本中のキリスト教会が、あなたを心よりお待ちしています。

2020年5月24日

教会の希望

校長の名古屋恒彦です。

今日(2020/05/17)の盛岡は、曇り空ですが、穏やかな朝を迎えています。

今日の日曜学校のプログラムです。

2020.5.17

今日も単元「ペンテコステ~イエスさまがいつもいてくださる教会~」を学びます。
聖書は、テサロニケの信徒への手紙1章1~10節です。

パウロが、テサロニケの教会に送った手紙の最初の書き出しが、今日の聖書のところです。
ここで、パウロは、教会の希望を教えています。
教会が大事にしている希望です。
この希望がクリスチャンを支えているのです。
では、その希望ってなんでしょう?
神さまの御子、イエス・キリストは、わたしたちの罪のために、十字架にかかって御自身を献げてくださいました。
でも神さまは、イエスさまを復活させ、死に打ち勝たせてくださいました。
死に打ち勝ち、復活されたイエスさまを信じるわたしたちを、イエスさまは来るべき怒りから救ってくださるのです。
このことが教会の、クリスチャンの希望です。
私たちは、罪を犯してばかりですが、こんな私たちをイエスさまが救ってくださる。
ここに私たちの希望、喜びがあります。

みなさんも、どうぞこのイエスさまの愛の中で、希望をもって生きていってほしいと、私たちは願っています。

 

2020年5月17日

元気に育ってます

校長の名古屋恒彦です!

日曜学校で育てている花や作物の今日(2020/05/10)の様子を日曜学校教師の安江先生が撮影してくれました。

麦もずいぶん大きくなりました!
たんぽぽは日曜学校で育てているわけではありませんが、立派に綿毛をつけました。

2020年5月10日

イエスさまを信じる

校長の名古屋恒彦です。

今日(2020/05/10)の盛岡は、雨が優しく降っています。
植物を養う晩春の雨です。

今日の日曜学校のプログラムです。

2020.5.10

今日も単元「ペンテコステ~イエスさまがいつもいてくださる教会~」を学びましょう。
聖書は、ガラテヤの信徒への手紙1章1~5節です。

ガラテヤ地方にあった教会では、問題が起きていました。
私たちを罪から救うために十字架にかかってくださったイエスさまを信じる信仰とは違う教えを広めようとする人たちが現れたのです。
その間違った教えに乗り換えてしまった人もいたようです。

そのガラテヤの教会の人たちに、パウロは手紙の最初からはっきりと、「キリストは、わたしたちの神であり父である方の御心に従い、この悪の世からわたしたちを救い出そうとして、御自身をわたしたちの罪のために献げてくださったのです」と書きました。

イエスさまは、わたしたちの罪のために、十字架にかかって御自身を献げてくださいました。
このイエスさまを信じる人の集まりが教会です。
神さまは、イエスさまの救いにあなたを招いてくださっています。

2020年5月10日

イエスさまがともにいてくださる教会

校長の名古屋恒彦です。

今日(2020/05/03)の盛岡は、日差しが温かく、気持ちのよい朝を迎えました。

今日の日曜学校のプログラムです。

2020.5.3

今日から新しい単元「ペンテコステ~イエスさまがいつもいてくださる教会~」を学びます。
聖書は、コリントの信徒への手紙一1章1~9節です。

ペンテコステというのは、教会の誕生日と言われます。
キリスト教会では、クリスマス、イースターと並んで大事にしている日です。
およそ2000年前、イエスさまが十字架にかかられてから50日目をさします。
イエスさまは十字架にかかられ三日目に復活されます。そして40日にわたって弟子たちに現れてくださった後、天に昇られました。
そして迎えたペンテコステの日に、聖霊なる神様が弟子たち一人ひとりに降ってくださり、力をいただいた弟子たちが世界中にイエスさまの愛を伝え始めます。
これを記念するのがペンテコステ。
今年のペンテコステは5月31日(日)になります。

今日の聖書の箇所は、イエスさまの弟子の一人、使徒パウロが、コリントの教会に送った手紙の最初のところです。
なんで、パウロがコリントの教会に手紙を書いたかといえば、コリント教会でいろいろと困ったことが起きていたからです。
その困ったことが起きていることを解決するために、パウロは手紙を書きました。
きっとパウロは、コリントの教会のことで、心を痛めていたでしょう。
でもパウロは、手紙のはじめに、イエスさまの愛、コリントの教会の人たちが、イエスさまとの交わりに入れていただいていることを伝えます。
わたしたち罪に苦しむ人間を、神さまはイエス・キリストとの交わりに招いてくださいました。
教会では、わたしたちはイエスさまの愛の中で、互いに支え合っています。
この交わりは、神さまの真実による確かなものなのです。

コリントの教会のように、困ったことが起きている、間違ったことをしている人がいる教会であっても、神さまは愛してくださっているのです。
そして、神さまはあなたのことも、このイエスさまの愛の交わりに招いてくださっています。

 

さて、今朝の教会の花壇です。
日曜学校で育てているチューリップが今年も元気に咲きました!

2020年5月3日

イエスさまと弟子たち

校長の名古屋恒彦です。

今日(2020/04/26)の盛岡は、朝から雨。時々雨音が大きくなりますが、雲間に明るい光も。
春の雨は、作物を養う神さまの恵みです。雨も神さまに感謝です。

今日の日曜学校のプログラムです。

2020.4.26

今日は、単元「復活されたイエスさまと出会う弟子たち~イースター~」の最終回です。
聖書は、マルコによる福音書16章14~20節です。

今日のお話もおよそ2000年前のユダヤでのお話しです。
十字架にはりつけにされて死なれて三日めに復活されたイエスさまが弟子たちに現れてくださいました。

先週のお話で、マグダラのマリアは復活されたイエスさまと出会い、イエスさまのお命じになったように、そのことを弟子たちに伝えました。
でも弟子たちは、そのことを信じませんでした。
その弟子たちのもとに、イエスさまが現れてくださいます。
弟子たちは、イエスさまが十字架で死なれて悲しかったのですが、自分たちも危ないのではないかと怖がっていたのです。そういう気持ちの中で、マリアの言葉も信じることができませんでした。
イエスさまのご復活を信じられなかった弟子たちをイエスさまは叱られました。
でも、叱っただけではありません。
そんな弱々しい弟子たちに、とても素晴らしい使命とお約束を与えてくださったのです。
それは、「福音」、神さまの救いの素晴らしい知らせを人々に知らせなさい、ということでした。イエスさまを信じ、洗礼を受ける人は救われる、というのです。信じる人は悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、病気を治せるというのです。
奇跡です。
奇跡は何のためにあるのでしょう?
人を驚かすためでしょうか。
もちろん人は驚きます。
でも、本当の奇跡は、神さまを信じるためにあるのです。
そして苦しい人達を助け出す神さまの愛があふれたわざが奇跡です。
さっきまで、イエスさまを信じられずに震えていた弟子たちに、イエスさまは、こんな力強いお約束をしてくださったのです。
そして、弟子たちはこの後、イエスさまを信じ、力強く世界中に神さまの愛を伝えるようになります。
そして、その働きがずっと続き、2000年後の今、神さまは盛岡に教会を建ててくださっているのです。
2000年前の今日の聖書の出来事が、今の盛岡の地につながっていることは、本当に感謝なことです。

2020年4月26日

ニンジンの種を蒔きました

校長の名古屋恒彦です。

雨上がりの今日(2020/04/19)、礼拝の後に、花壇にニンジンの種をまきました。
2か月後にはおいしいニンジンができます。
楽しみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チューリップもつぼみをふくらませています。

2020年4月19日

イエスさまのお言葉をつたえる人に

校長の名古屋恒彦です。

今日(2020/04/19)の盛岡は、昨夜までの強い風がまだ少し残っていますが、雲の間からきれいな青空がのぞいています。

今日の日曜学校のプログラムです。

2020.4.19

単元は、「復活されたイエスさまと出会う弟子たち~イースター~」です。
聖書は、先週の続き、ヨハネによる福音書20章11~18節です。

今日のお話もおよそ2000年前のユダヤでのお話しです。
イエスさまが十字架にはりつけにされて死なれて三日めの朝の日曜日。
イエスさまの弟子のマグダラのマリアは、泣きながら空っぽのイエスさまのお墓を見ました。
すると、そこに二人の天使が見えました。
マリアは、天使たちに、イエスさまのお体が取りさられた、と話します。

そして振り向くと、そこにはイエスさまが立っていらっしゃいました!
でも、マリアは、イエスさまとは気づきません。
朝まだうすぐらかったからでしょうか、それとも悲しくて顔を見ることもしなかったのでしょうか。
そんなマリアに、イエスさまは「マリア」と言われます。

そのとき、マリアは、イエスさまであることに気づきました。

イエスさまは、マリアに、弟子たちのところに行って、「わたしの父であり、あなたがたの父である方、また、わたしの神であり、あなたがたの神である方のところへわたしは上る」と伝えるように、言われます。

マリアはどうしたでしょう。
イエスさまはすぐに弟子たちのところに行き、「わたしは主を見ました」と話し、イエスさまのお言葉を伝えました。 ※「主」とはイエスさまのことです。

今日のおはなしは、ここまでです。
マリアは、イエスさまが生きていらっしゃることをとても喜んだでしょう。
でも、何よりも、イエスさまのお言葉にしたがい、弟子たちのところに向かいました。
そして、イエスさまが生きていらっしゃることと、イエスさまのお言葉を伝える人になったのです。

 

・・・おまけ。
今週の週報のイラストは、なんとプリン!
本当は、アクティビティで、イースターのたまごにちなんだ、たまごいっぱいのプリンをつくる予定でした。
いつか、プリン作りもたのしくやりたいと思います!!

2020年4月19日

イースターおめでとうございます!!

校長の名古屋恒彦です。

今日(2020/04/12)は、待ちに待ったイースターです。
盛岡は、優しい朝の光でつつまれています。
先週の受難週、イエスさまの十字架の苦しみを思いながら過ごしましたが、今日はイエスさまが死に打ち勝って復活された、うれしい朝を記念する日です。
今日からしばらく日曜学校はお休みですので、このブログに日曜学校の聖書のお話しをのせます。

今日の日曜学校のプログラムです。

2020.4.12

単元は、「復活されたイエスさまと出会う弟子たち~イースター~」がスタートです。
聖書は、ヨハネによる福音書20章1~10節です。

今日のお話もおよそ2000年前のユダヤでのお話しです。
イエスさまが十字架にはりつけにされて死なれて三日めの朝。
この日は日曜日です。その朝早くに、イエスさまの弟子のマグダラのマリアという女の人が、イエスさまのお墓に行きました。
このころのユダヤのお墓は、岩に穴をあけて、その中に体をおさめ、大きな石でふたをするお墓でした。
大きな石は、とても重くて一人では動かせません。
ところが、です!
マリアが行ってみると、その石が取りのけてあり、イエスさまのお体がなくなっていました!!

おどろいたマリアは、急いでペトロともう一人の弟子のところに行って、そのことを伝えます。
ペトロともう一人の弟子も、お墓に行って、そのことを確かめ、家に帰っていきました。
でも、マリアは、お墓から離れませんでした。

今日のおはなしは、ここまで。
イエスさまのことを大事に思って、朝の暗いうちからお墓に最初に行ったのは、イエスさまの弟子のリーダーだったペトロたちではなく、マグダラのマリアでした。
イエスさまは、罪のない正しいかたでしたが、ファリサイ派の人たちのねたみや悪い心のために、悪い人として死刑になりました。
だから、そのお墓に近づくのも、仲間と思われてあぶなかったかもしれません。
でも、マリアは、お墓に行きました。
そして、復活されたイエスさまに、最初にであうことになります。
そのおはなしは、来週に。

復活。
それは、私たちの罪の身代わりとして十字架で、罰を受けてくださったイエスさまが、死に打ち勝ってくださったことです。
このイエスさまを信じるわたしたちも、死に勝つものにしていただけるのです。

 

2020年4月12日