イエスさまの系図は、アブラハムから始まり、ダビデ王がその中心となります。アブラハムは、神さまに祝福され信仰の父と呼ばれました。彼から救いの歴史が始まります。ダビデ王の血筋からメシア(救い主)が現れることで、確かにイエスさまこそがメシアであるということが系図を通して証明されています。また、イエスさまの系図は、全く清い血統ではなく、人の罪の中にある血統でした。神さまはそのあらゆる罪にまみれた不完全な人たちを救うためにイエスさまを送ってくださったのです。
アブラハムから始まる長い救いの歴史の中で、救い主としてずっと待ち続けて来られたのが、イエスさまの誕生(クリスマス)なのです。