アダムから数えて10代目のノアの時代、地上には、人の悪が増して、神さまは人の悪を見て後悔し、心を痛められます。私たちが悪いことをして後悔するという意味とは違って、私たち人間を愛するあまりに神さまが心を痛めて悲しまれ、苦しまれるという意味です。その苦しみの中で神さまは、ノアを愛され、恵まれ、用いようとされ、ノアの箱舟の出来事が始まります。
私たち人間は、罪の深さのゆえに神さまのさばきにおいて滅ぼされねばならない存在でありますが、神さまは、ノアに愛を注ぎ救おうとされる愛なるお方であられます。この愛なる神さまが今この時も私たちを愛しておられることに感謝し、神さまをほめたたえましょう。