二人は神の命令を破り、神さまのところから隠れます。神さまは「どこにいるのか」と二人に問いかけます。神さまは即座にさばかれることをせず、二人に近づいてくださいます。神さまが問いかけると、アダムは女のせいにし、女は蛇のせいにし、ついには神さまのせいであるかのような言い方をします。人は裸である事実は語りますが、神のご命令を破り、罪を犯したことを認めず、謝ろうとしません。神さまは女に対して、産みの苦しみ、アダムに対して、食べ物を得ようと苦しむ(働くことの困難)ことを告げ、人は塵に帰る(死ぬ)のだ、と言われます。蛇(サタン)に対しては、呪われる者であると即宣告し、蛇と女、そして蛇の子孫(サタンと滅びる者たち)と女の子孫(キリストと救われる者たち)に敵意(対立)を置くと言われます。サタンは彼に致命的な痛手を負わせることはできないが、彼は、サタンに致命的な痛手を負わせ、勝利を治めることになるのだ、といいます。彼とはキリストであり、キリストが十字架の苦難において成し遂げて下さいました。私たちは塵に過ぎず、死にゆくものではありますが、キリストを信じ、寄り頼むことでこの勝利を味わえるのです。この救いの恵みを覚えて今週一週間、生きてまいりましょう。