神は人をエデンの園に住まわせました。エデンとは楽しいという意味があり、神が共におられ、この世のものならぬ宝ある場所であることからまさに楽園でありました。神は人を土の塵でかたち造り、その鼻に命の息を吹き入れられたことで、人は生きる者となりました。神の命を吹き入れられていることで人は人なのであります。神の命が吹き入れられなければ人は土の塵と同じ空しいものであります。神がご自身の息をわざわざ吹き入れられていることで、人は神のパートナーとして存在、特別な存在であります。神は人に命令をされます。「善悪の知識の木から決して食べてはならない。食べると必ず死ぬ」と。死ぬとは、死刑に処するといった神の刑罰・さばきであります。またパートナーとして、その園を耕し、守るように命じられました。人がそこを耕し、守るという「働き」は神と共にあり楽しい働きでした。私たちは土に過ぎない無価値な存在ではありますが、神の息が吹き入れられ、主のご命令に従って生きることで、楽しく働いて生きるのです。この恵みを覚えて今週一週間、主のために働いてまいりましょう。